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COLUMN

比嘉華奈江

2019年1月29日更新

続・働き方ラボ「働き方改革は固定観念を外してみるところから」

2017年3月までの一年間、ほーむぷらざ紙面で、
「働き方ラボ」を執筆させて頂いていました。
また今年から、ウェブ版にて、続編?!として、執筆させていただきます。
どうぞよろしくお願い致します。

 

さて、2019年最初のテーマは「固定観念」について。
先日、10歳になる娘が「プーと大人になった僕」が観たい!と提案してくれ、
週末に、家族でDVD鑑賞をしました。
金曜日の夜、レンタルショップに行くと、
そこには、「固定観念に縛られている大人は5回は観るほうがいい」との感想が。
私はその言葉にワクワク。
なぜなら、普段研修やコンサルティングの中で、
「観念」について触れる機会が多く、とても興味があるワードだったからです。
 
映画の詳細はさておき、本当に素敵な映画でした。
プーさんの一言一言が、
シンプルなのだけど核心をついていて、心にぐっと突き刺さる。
子ども達が2〜3歳の頃を思い出しました。
「なんで?」という素朴な質問や、純粋な投げかけに考えさせられる。
生きる上で大事な事は、子供の頃も、大人になってからも、
本当は変わらないものなのかもしれません。
働き方で悩んでいる人だけでなく、
すべての大人に観てほしい、おすすめの映画です。
 
「観念」は、まっさらな赤ちゃん以外、誰もが持っているものです。
10歳になる娘も彼女の観念を持っています。
観念とは、人が生きていく中で経験や体験を通して身につけてきた、
考え方や思考の枠組みの事です。
私は、肝心なときにミスをしてしまう!とか、私は幸運の持ち主だ!とか、
私は直感に従えば間違いない!とか。
ここで大事なのは、良し悪しではなく、本当にそうなのか?と
自分の観念を固定化させずに疑ってみる、他人の意見も受け入れてみる、ということなのです。

これまでの慣習や風土、なんとなく続けてきたことによって、
そう「思い込んでいる」だけかもしれません。
 
「思い込んでいるだけかもしれない」と疑ってみることは、選択肢を広げます。
そして物事を動かしていきます。
「固定」の対義語は「流動」。
物事を流れ動かしていくには、
誰もが、自分自身の固定化された観念を疑ってみることから、です。
 
働き方改革もこれまでの固定観念を疑ってみる事から、スタートです。
仕事時間は8時間じゃなきゃいけない、とか
この仕事は男性には出来ない、とか
この仕事は女性がやるべきだろう、とか。
この書類本当に必要?とか
 
私も、子供達を通して、様々な視点を得ています。
子どもたちが選ぶ映画や絵本、選ぶ言葉、日々の選択を共に体感しながら、
自分の固定化された観念を壊してもらっています。
先日も、かき氷を買うとき、
「何色にしますか?」と聞かれ、
「虹色でお願いします」と言って、
全部の色をかけてもらった息子。

 

どうやったら出来るようになるか?
思い切って伝えてみる!
思い切って、止めてみる!
思い切って、捨ててみる!
思い切って、いつもと違う選択をしてみる!
 


そんな視点を大事にして、職場の働き方改革を進めてみると、また発見があるかもしれません。

「残業を減らすことが働き方改革だ」
それも思い込みかも?!



 
[執筆]
比嘉華奈江
株式会社Life is Love代表
日本教育推進財団 認定コミュニケーション・トレーナー 

14年間の客室乗務員経験を経て、2012年起業。
経営戦略構築・働き方改革・チームビルディングなどの組織活性化コンサルティングから
人事評価制度や賃金制度を構築していく労務コンサルティングまでを
ワンストップサービスで提供。また、元客室乗務員メンバーから成るチーム「PLUS+」の総括も担当。
”価値をプラスする印象づくり”をテーマに、印象戦略支援や沖縄観光の価値の向上をお手伝い。

(株)Life is Love
https://www.lifeis-love.com/



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日本教育推進財団 認定コミュニケーション・トレーナー
14年間の客室乗務員経験を経て、2012年起業。
経営戦略構築・働き方改革・チームビルディングなどの組織活性化コンサルティングから
人事評価制度や賃金制度を構築していく労務コンサルティングまでを
ワンストップサービスで提供。また、元客室乗務員メンバーから成るチーム「PLUS+」の総括も担当。
”価値をプラスする印象づくり”をテーマに、印象戦略支援や沖縄観光の価値の向上をお手伝い。

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