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SIMATABI

2018年2月15日更新

やっぱりでっかいどう!北海道の旅[十勝・帯広コース]

[SIMATABI 北海道]
旅して分かる不思議な「近さ」
そうか、小まめに行けばいいんだ


十勝・帯広コース

雄大さを体感する食材豊かな地

那覇空港を出発して羽田空港で乗り換え、降り立ったのはとてもコンパクトな帯広空港。沖縄の離島の空港に降り立ったような親近感が湧くが、外は一面の雪景色だ。

帯広市のある十勝地方は「十勝晴れ」という言葉があるほど、年間を通して晴れた日が多い。雪は多くないが、冬は日中でも氷点下のまま。降った雪が溶けず、さらさらのパウダー状を保っている。風が吹くと舞い、まるで砂丘のような模様を雪上に織りなして美しい。



氷の上で釣り

1月に入って湖の表面が凍る頃には、ワカサギ釣りが楽しめる。釣りたてを天ぷらに、スノーモービル体験など、冬にしかできないアクティビティを旅のオプションにしてみては。宝石のような天然の氷、ジュエリーアイスも帯広から車で1時間ほどの豊頃町で1月中旬~2月頃に見られる冬の風物詩。寒さは想像を超える美しさを見せる。


1月中旬に上部一面が氷るかなやま湖上のテント内でワカサギ釣りを体験


白く輝く雪の中で​​スノーモービル体験も


食材豊か名店多く

第1次産業が盛んな帯広の食料自給率は1100%を誇り、小麦やそばなどの穀物、豆類、乳製品、果物、水産物、畜産物と幅が広い。同市は食と農林漁業を柱とした地域経済産業の考え方を「フードバレーとかち」と提唱している。
特に市内近郊にはスイーツの名店がそろう。帯広観光コンベンション協会で「スイーツめぐり券」を500円で購入すると、24軒の参加店舗のうち、4店舗でオリジナルスイーツと引き換えてくれる。いろいろなお店の味が低価格で楽しめてオススメ(2018年3月末まで)。

 

帯広駅近くにハシゴしたくなる「北の屋台」




帯広駅から徒歩3分のところにある「北の屋台」。約40メートルほどの路地の両側に20軒の店が並び、地元の食材やワインなどを存分に楽しめる。一つの店の座席は10席ほど。初めて会う人とも肩を寄せ合っているうちに、自然と会話が生まれ、仲良くなるなんていう楽しさもある。旅をしている時に地元の人と話ができるのはおもしろい体験だ。


オリジナルの豚「どろぶた」を使ったメニューを味わえるレストラン「ランチョ・エルパソ」(帯広市)。地ビールやワイン、十勝産のチーズ、野菜をふんだんに使っている=写真。地元の常連客も多く、ライブなどでにぎわうことも


広大な土地で放牧されている「どろぶた」を使ったハムやソーセージはお土産にもできる



帯広市から車で30分ほどで行ける池田町ブドウ・ブドウ酒研究所はオリジナルワインを作っている。55年前に財政赤字だった同町は、ワイン作りを通して1年で黒字財政へ。山ブドウをヒントにブドウの品種改良を重ね、オリジナルワインの製造を成功させた。営業課の古賀隼人さん=写真=は「当時は地域限定の特産品は珍しく、一村一品の先駆的存在となった」と話した。ドリームズカムトゥルーの吉田美和さんの出身地でもあり、オリジナルワインの熟成樽も置かれている。




帯広市の隣に位置する音更(おとふけ)町にある柳月のスイートピア・ガーデン=写真上。工場があるため、朝限定で人気のバウムクーヘン「三方六(さんぽうろく)」の切れ端をお買い得品として購入できる。同社企画開発室の阿部静さん=写真=は「年間で製造する菓子は約300種類ある」と話した。中でも同施設を舞台にしたオリジナルおとぎ話で、食べるだけではない楽しみがある「どらクリム1世」=写真左下=が人気上昇中!


帯広へ編集部が行ってからの2泊3日提案コース
◆1日目/朝7時30分頃 那覇空港発→ 羽田空港乗り継ぎ→ 13時過ぎに帯広空港着→ 池田町のワイン城へ →通りすがりの嶋木牧場でジェラートを堪能 →帯広に向かいながら通りすがりのスイーツ店でいろいろ買い食い→ 帯広駅近くのホテルへチェックイン→ 駅からほど近い藤丸デパート地下街でチーズを物色→ 帯広駅の中にある観光コンベンション協会へ行き情報収集→ 北の屋台へ → 早めの就寝
◆2日目/5時に出発(ジュエリーアイスを目指して)→ 6時過ぎに豊頃町大津海岸に到着→ ジュエリーアイスの撮影→ ホテルへ戻り、休憩→ 西帯広駅近くのジンギスカンの店有楽町→ ワカサギ釣り、スノーモービル体験 → 十勝川温泉で体を温める→ とかちむらにてばんばを見る→ ランチョエルパソで夕食
◆3日目/ホテル7時40分に出発(隣町の音更町へ)→ 柳月スイートピアガーデンで三方六のお買い得品をゲットするために並ぶ → 空港へ向かう途中で和そばのお店「四季」でランチ→ 14時すぎに帯広空港発→ 羽田経由 →那覇空港に20時頃着


 

読者プレゼント



小樽市の田中酒造が作る「魔法の一滴 本みりん」(500ml)と道産黒大豆で作った黒豆茶をセットで2人に、十勝生まれの銘菓「三方六」を2本と「愛の国」駅から「幸福」駅行きの記念台紙付きチケットをセットで5人にプレゼント。(応募期間2018年2月21日水曜日まで)
 

応募はこちらから
「北海道プレゼント係」



札幌・小樽コース
「コンパクトに回って食満喫」

十勝・帯広コース
「雄大さを体感する食材豊かな地」
「冬の風物詩 ジュエリーアイス」

 

やっぱりでっかいどう!
北海道の旅(2泊3日)

取材/新垣清剛・東川平綱木・柳田敏孝
『週刊ほーむぷらざ』funokinawa連動企画「北海道の旅」
第1595号 2018年2月15日掲載

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