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與那嶺綾子

2017年10月4日更新

四季でいう季節は「秋」|與那嶺綾子のコラム

與那嶺綾子のfunokinawaコラム[vol.04]
~自然の流れに身を委ね、花咲き実になる身近な植物達に触れて感じる自然のリズム
 私たち人間の身体ココロのリズムはどのように変化していくのかな~

「地球のリズム、身体ココロのリズムに目を向けてみるコト」

9月のコラムでご紹介しました季節のお話。

こちらの記事が掲載される時期は10月。
四季でいう季節は「秋」。

24節気で表すと第16節気「秋分」~第4節気「春分」と同様に、昼と夜の長さがほぼ等しくなる頃を表します。
24節気とは、一年かけて地球の周りを一周する太陽の通り道(黄道)を24等分に分割して表した季節の名称になります。

太陽が通る道、黄道をより細かく72分割して季節を表したのが72候。
こちらの記事が掲載される時期は72候でいう「水始涸(みず はじめて かる)」~田んぼの水を抜く頃となります。



私たち生き物は、「地球の周期」に「地球のリズム」に合わせて生活しています。

一日24時間。朝になると陽が昇り、夜になると陽が沈む。
その24時間のリズムに合わせて生活を生命活動を営んでいます。

人間の身体の中にある体内時計、生き物の体内時計は、自然のリズムに同調して動いています。
朝太陽が昇る頃に起き、夜になったら眠る地球の周期リズムに日々合わせて生活してます。

そして、ほとんどの生き物(動物、植物etc)は24時間の周期が存在しています。
私たち生き物は地球とリズムを合わせてこの地球上で生活しています。

植物が持つ24時間の周期。
身近にある植物に目を向けてみました。

太陽が沈み暑さをしのぐかのように夕暮れ時からいきいきと花びらを広げるお花たち。



優雅な香りを放つピンクの花は、夜の間満面の笑みで開花し明け方太陽が昇り始めて日差しが強くなり始める頃に、花びらしぼむ植物です。
このピンクのお花名前何てというのかな。。



サボテンの花がつぼみの頃。夜から少しずつ花開きます。
太陽が昇り、陽射が強まる午前中頃に花びらはしぼみ始めます。

太陽がのぼり始めた朝のサボテンの花。
これから徐々に、花が閉じはじめていきます。



7~8月が花咲く時期のサワフジ(サガリバナ)。
甘い優美な香りを放つ「一夜の花」です。こちらも、夜に花咲き、朝に花落ちてる植物。

24時間のリズムで、花咲き花散る顔を見せるモノもあれば、24時間の枠を超えて
季節でその時その時期に花咲き、花散り、実になる。。

1年周期で植物の変化を移ろいを感じてみます。

愛らしいピンクのお花を咲かせてますこちらの花。
今が旬の熱帯果樹スターフルーツ。和名はゴレンシ(五歛子)の花です。
果実の印象が強い果樹ですが、実になる前は、こんなかわいらしいピンクのお花を咲かせてます。

花が終わり始めるころ先端に実を付け始めます。
花から実に変わります。小指の爪先くらいの大きさのものや、ひとまわりふたまわり大きいサイズの実と。



小さい実でもしっかり星型の形をみせてくれてます。



花から実にかわります。日々変化成長を見せてくれてますスターフルーツです。
輪切りにしたスターフルーツ。しっかり星型の形をしてますね。

ひとつの植物の24時間の1年周期の変化を見てみました。
身近にあるモノに意識を向けてその日、その時、その時期の季節の移ろいと共に変化する過程を暮らしの中で楽しんでみます。

私たちがなにげなく見て触れている植物、お花、自然のモノ達。
そして、人間、動物、生き物たちも24時間のリズムの中で繰り返し生活しながら、日々成長進化変化しております。

ひとつひとつ、個性のある生き物たちは日々変化してます。
そして、地球のサイクルに地球の周期に合わせてそれぞれが生活しています。

生き物たちは別々の存在のように感じてしまいますが、全体をひっくるめてみると。まるごとひとつの存在なのだなと感じてきます。
自然の一部、地球の宇宙の一部としてつながっている存在であり、自然のサイクルで私たちは成り立ってます。

人間の体の中に備わってる機能、サーがディアンリズム。体内時計。
自然のサイクル、地球のサイクルに同調して、私たち生き物は人間は日々生活しています。

陽が昇り朝になると目が覚め、陽が落ち夜になると眠りにつく自然のリズムに人間の体内時計は同調してます。

その自然の流れに逆らった時、地球のサイクルに同調していない生活を繰り返すコトによりどのように変化するのかな身体とココロは。
自然の流れに身を委ね、花咲き実になる身近な植物達に触れて感じる自然のリズム。

身近なお花や植物を見て触れて、自然に身を委ねる時間を過ごした時に感じる私たち人間の生活リズムとは。
いま一度、日々の暮らしに、「地球のリズム」「自然のリズム」と「身体ココロのリズム」に目を向けたいなと感じるシエスタです。

身近なお花や植物に触れて感じるコト。体で感じるコト。





<與那嶺綾子さんのコラム>
フラワースクールシエスタ|與那嶺綾子さんのコラム

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正看護師として10年総合病院に勤務。看護師は私にとって天職でした。看護師時代に触れた花時間でお花の事が大大大好きに。お花屋さんで10年働いた後、糸満市武富でフラワーショップ&スクールシエスタを始める。植物からのメッセージをお届けする事。好きなお花に触れる仕事が出来る事に喜びを感じてます。

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