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2017年9月14日更新

奇跡の南大東島 浪漫孤島【3】お母さんに習う大東寿司作り

沖縄本島の那覇市から東へ400キロ。断崖絶壁の孤島での感動体験レポ! 大東寿司レシピと寿司作り体験から見る島。

島のお母さんから聞く話


南大東島に来て、一番の楽しみにしていたこと!

そ・れ・は、、、

大東寿司づくり体験!!

教えてくださるのは、右から菊池涼子さん、宜保文子さん、玉城ヒサさん、玉那覇フジ子さんの4人です。



実は、午前中の島内観光がもりだくさんで、ちょっと遅れちゃったんです(笑)。
なので、寿司とあわせて、作る予定だった「大東オムレツ」は、作り始めていてくれました。話を聞きながら、そのまま作っている様子を見学。

もともとは八丈島からの移って来た方たちの家庭ではよく作られ、食べられていたものとのこと。沖縄出身の家系の家庭では作ったことがないという話も、とても興味深かったです。
同じ島の中に、違うルーツの文化があるんですねー。


薄焼きの卵


手前半分ほどのスペースに具を入れて


箸とフライ返しでくるんと返して、包みます。


オムレツの具は、マッシュポテトに、火を通して細かく刻んだ鶏肉、ニンジン、タマネギを混ぜたもの。
各ご家庭によって野菜の取り合わせは少し変わるようです。


フジ子さん、焼きあがるのを待ちます。


 

いよいよ、大東寿司づくり


さぁ! 作り方を、、、と思ったんですが、あまりにも玉城さんの笑顔がステキだったので、まず写真スタートで♪



大東寿司は、白身の魚をヅケにして、甘めの酢飯で握ったもの。

この日に教えてもらった大東寿司レシピをご紹介します!

【大東寿司】
ヅケ
  • 白身魚
  • キッコーマンの濃い口しょうゆ

酢飯
  • 炊きあがった米1㎏
  • 酢・・・・・・・・・・・45ml
  • 砂糖・・・・・・・・・120g






今回は、台風の発生に伴って海があれていたため、漁に出ることができず、魚がほとんど揚がっていない状況でした。こういう時に、島の自然環境の厳しさ、そこから想像する日々の生活についての実像を見る気がします。
「本当は白身魚で作るのですが、今回はマグロで」と菊池さん。

でも、このマグロも南大東村の近海産。立派なサクですね。ある意味贅沢な大東寿司に!!

大東寿司は切り身をなるべく薄く切ること。
「切れる包丁を使って、刃渡りを全部使って長く引く様にする」
そのアドバイス通りにやってみると、初めてでしたがうまくいきました!




今回、漬けるのはキッコーマンの濃い口しょうゆにそのまま。
砂糖やみりんなどを加えて甘めにするレシピもあるようですが、菊池さんいわく
「この方がさっぱりして、いくらでも食べられるんです! ウフフ」
と、にっこり!

たくさん食べたいので、何の異論もありません!! ウフフ(笑)。


白身魚で漬ける時は、しっかりと味を染みこませるために、少し漬けたまま置いてもいいと言っていました。そのあたりは好みのようですが、マグロ(赤身)の場合は黒くなってしまうので、今回は見た目も気にして、くぐらせる程度に。

その後は、ザルの上に置いて、余分なしょうゆをきります。



その間に、約20グラムで酢飯を握り、好みでワサビを乗せます。



先ほどのヅケにした切り身を乗せて、完成!!



この後は、おいしくぺろりといただきました!!
みなさん、丁寧に教えて下さってありがとうとざいます。

旅の思い出が、交流できたことを通してとても深まっています。




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